4月までに読みたい本
4月から社会人生活がはじまる。恐ろしい。
すでに就職している人達の話とその職の特徴を聞く限り、どうにも本、特に重い本を読む時間が少なくなりそうだ。だからそれまでに読みたい本、読むべき本をここに書いておこう。そして毎日これを見て思い出すことにする。ただ、読書はタスク化した瞬間に経験として完全に死ぬと思うので、あくまでなんとなくの目標。選んだものも、作家は変えずとも作品は気分で変えてしまうかも知れないし、また増えたり減ったりしてしまうかも。それもこれも死んだ経験の記憶を買って売る、「商人の読み」をしないため。
アセッテモ仕方ありませんが、のんびりし過ぎるのもどうでしょうか? 六隅先生じゃないけれど、「ゆっくり急げ(Festina lente)」で準備して!——『晩年様式集』
・『想像ラジオ』いとうせいこう
・『ちくま日本文学015柳田国男』
・『チェルノブイリの祈り』アレクシエービッチ
詩
・『エリオット』深瀬基寛
・『オーデン詩集』深瀬基寛
・『日本文学全集 近現代詩歌』
哲学・思想・宗教
・『人生談義』エピクテトス
・『権利のための闘争』イェーリング
・『チーズとうじ虫』ギンズブルク
・『日本文学全集 日本語のために』
・『造形思考』パウル・クレー
・『古事記』
・『アンチ・モラリア』江川隆男
エッセイ・評論
・『敗戦日記』渡辺一夫
・『知識人とは何か』サイード
・『音楽と社会』サイード/バレンボイム